第31回全日本スキー選手権大会 スノーボード競技 大会結果

今回の全日本選手権は、公式トレーニング、スロープスタイル、ビックエアーの3日間で行われました。

スロープスタイル女子では、石井 斐毬が圧巻の滑りを見せて優勝を果たしました。1本目はミスをしてしまいましたが、2本目にきっちりと決め82.44ポイントを獲得し優勝を決めました。彼女らしい攻めの姿勢で、Swbs900からBs720を決めることができました。


スロープスタイル男子では、優勝 長谷川 帝勝、2位 宮村 結斗、3位 北山博仁が表彰台を射止めました。長谷川は圧巻の滑りで、観客を湧かせていました。ヒップセクションで見せた全越えのバックサイドロデオは今大会1番の盛り上がりを見せたのではないだろうか。2位につけた宮村は、バックトゥバックの1260を完璧に決めました。COWDAYで表彰台を逃していた北山は、多少のミスはあったもののバックトゥバックの1260を決め見事3位入賞を果たした。


ビックエア女子では、石井 斐毬が3位となりました。予選を完璧なるSwbs900で1位通過をしたが、決勝は彼女にとって悔しいものになってしまっただろう。1本目にSwbs900を狙いに行くとスピードが足りず720になってしまった。2本目はトリックを変えてFs720を決めました。3本目逆転を狙ったSwbs900も飛距離を出せずに720になってしまいました。石井は、自分自身の力を100%出せなかっただけに悔しい結果となってしまったと思います。

ビックエア男子では、優勝 渡邉 大睦、2位 長谷川 帝勝、3位 北山博仁という結果になりました。優勝の渡邉は、Cab1260とSwbs1260を完璧に決めて優勝。2位の長谷川は、Bs1260のランディングで手をついてしまい、惜しくも2位となった。3位の北山は、2本目までにSwbs1260とCab1260を完璧に決め、3本目、優勝を目指しCab1440を狙ったが惜しくもランディングに嫌われてしまった。北山の滑走後、小さい頃から練習を共にし、ライバルである渡邉と抱き合う姿は、感慨深いものだった。


今大会は、次世代の若い選手が活躍するものになりました。今後のスノーボード業界を牽引する選手が出てきたのではないでしょうか?


大会運営の皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いいたします。

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