BURTON US OPEN 2020 Vail USA 國武大晃 5位

昨日、アメリカ・ベイルにて行われました世界頂上決戦「BURTON US OPEN 2020 Finals」に出場した國武は昨年の9位を上回る5位でフィニッシュ致しました。

今年のBURTON US OPENは、例年を凌ぐ難易度の高いコーススペックで行われ、世界頂上決戦と呼ぶにふさわしい熱い戦いとなりました。

國武は、RUN1とRUN2とミスがあり、得点を伸ばせないままラストRUN3へ。

追い込まれた國武であったがここから攻めのルーティンを次々にメイクしていく。JIB2セックションを軽快にメイクし、続くシャークフィン(トランジッションキッカー)でFrontside 1080 tailをストンプすると連続するシャークフィンでBackside Double Cork 1260 melonを放つ。惜しくもランディングでノーズアップしてしまうが集中して第3JIBへ向かうと難易度の高い3Dアウトを決め、最終キッカーへ。最終キッカーではスロープスタイルでは今までトライしたことのないCab Triple Cork 1620 indyを放つ。今までにないほど大きくそして完璧にコントロールされたスピンで着地に成功。観客も大きな声援で國武を称えた。

惜しくもBackside Double Cork 1260 melonのランディングの減点が響き79.70pt止まりとなってしまったがこの大舞台で堂々とトップライダーと互角にやり合えたことが今季の成長の証だと思います。さらに今までの大会の中でも最高難易度のルーティンをミスはありましたがやり遂げたことで國武にとって大きく自信を回復できたと思います。今後さらに攻めたライディングを期待できるのではないでしょうか?


ここでの勢いを経験を残りわずかな世界大会でぶつけたいと思います。引き続き応援よろしくお願い致します。


RUN3 79.70pt

50-50 to Frontside 270 on 270 out → Cab 270 on 270 out → Frontside 1080 tail → Backside Double Cork 1260 melon → Half Cab on Mistyflip out → Cab Triple Cork 1620 indy


Men's Slopestyle Finals | Burton US Open 2020 - FULL REPLAY

男子スロープスタイル・ファイナル結果

1位 角野友基(日本)

2位 ダスティ・ヘンリクセン(アメリカ)

3位 レッド・ジェラード(アメリカ)

4位 ダーシー・シャープ(カナダ)

5位 國武大晃(日本)

6位 トルゲイル・バーグレム(ノルウェー)

7位 ステール・サンドベック(ノルウェー)

8位 スヴェン・ソーグレン(スウェーデン)

9位 ジャッド・ヘンクス(アメリカ)

10位 セッベ・デ・バック(ベルギー)

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